MONSTERを喰らう

Original project|Silent dining

はじまり
2021年
形式
前菜〜デザートのフルコース+ドリンク
人数
〜8名(それ以上はご相談ください)
特徴
一人一冊のメニューブック/9つの問い/BGMなし

Concept

現代社会のMONSTERには、2通りある。ひとつは、映画に登場するような姿形のある怪獣。もうひとつは、特定の人や多数の“世間”に対して勝手に作り上げてしまう、目には見えない狂気。コロナウイルスによって、後者はより一層わたしたちを脅かす存在になった。

カフェやレストランの壁には「黙食」と書かれたステッカーが並び、人と食事をすることが、まるで悪いことのように扱われてしまった。ずっと食の世界に生きてきた者として、悔しさが込み上げた。

そこで、“自然な黙食”を演出する食事会をつくろうと考えた。わたしの頭の中で生まれてしまうMONSTER(目には見えない狂気)をコース料理で表現し、ゲストには、食べるという行為を通して“9つの問い”の答えを考えてもらう。作品と向き合う対話型鑑賞にも似た体験だ。メニューブックに沿って内省するうちに、これまで逃げていたMONSTERと、しっかり向き合うことができる。

デザートを食べ終わる頃には、なぜだか活力と自信が湧いてくるはずだ。いつの間にかMONSTERは消え、センス・オブ・ワンダーに心を躍らせているに違いない。“食べる”という本能的な営みは、物語を重ねることで、生き方そのものにも栄養を行き渡らせてくれるから。

次は、あなたの番。あなたなら、どんなMONSTERを喰らうだろう。心に傷を負うのはやめて、一緒に、戦いの跡を彩ろう。

体験の流れ

  1. 01
    一人に一冊のメニューブックエッセイ形式で書かれたメニューブックをお渡しします。食事中は、本を読みながら自分との静かな対話をお愉しみください。
  2. 02
    9つの問いメニューブックに書かれた問いに答えながら、食事を進めていただきます。
  3. 03
    BGMのない食卓普段は気づかない食材の香り、知らなかった味、自分の体の中から響く食べ音。食感の新しい発見をお愉しみください。
  4. 04
    食べ跡が、作品になる一緒に食べることで、その場の誰もがアーティストに。食べ跡を写真に収め、食後アートとして仕上げます。

体験した方のMONSTER

体験されたゲストが、約2時間半かけて向き合った心の中のMONSTERを、標本箱として採集しています。メニューブックに書かれた9つの問いへの答えです。(2021年7月30日の会より)

MONSTERの標本箱
MONSTERの標本箱

Q.1 / 9

あなたにとってMONSTERとは何ですか?

Q.1 あなたにとってMONSTERとは何ですか?

Q.2 / 9

あなたの“今”は何色ですか?

Q.2 あなたの“今”は何色ですか?

Q.3 / 9

あなたが痛みを感じるのはどんな時ですか?

Q.3 あなたが痛みを感じるのはどんな時ですか?

Q.4 / 9

あなたの本音は何ですか?

Q.4 あなたの本音は何ですか?

Q.5 / 9

あなたの初心は何ですか?

Q.5 あなたの初心は何ですか?

Q.6 / 9

あなたが無敵になるのはどんな時ですか?

Q.6 あなたが無敵になるのはどんな時ですか?

Q.7 / 9

あなたはどんな人になりたいですか?

Q.7 あなたはどんな人になりたいですか?

Q.8 / 9

これを食べながら、あなたは何を連想しますか?

Q.8 これを食べながら、あなたは何を連想しますか?

Q.9 / 9

どんな時にも、あなたをご機嫌にしてくれるのは何ですか?

Q.9 どんな時にも、あなたをご機嫌にしてくれるのは何ですか?

お客さまの声

「単なる、質の高いケイタリングや会食ではなく、“アート体験型食事会”だと言われている所以がよくわかりました。」

「二度と同じが全くない。」

「モンスターを喰らう」と言うテーマを聞き、こんな楽しい食事会はなかなかないぞ!と思いワクワクしながらの参加。まず初めに出てきた赤紫のビーツの上に黒いチップス!のっけからモンスターでした。それをザクザクとやっつけ喰らいました。これがまた美味しい!もうすでに1品目からモンスターをやっつけた感を味わい、その後、次から次へと出て来る沢山の美味しいモンスターたちをどんどんやっつけては喰らい、やっつけては喰らい!モンスターでお腹はいっぱいに。

震災やコロナに脅えて過ごす昨今ですが、起きてしまった事を嘆いてばかりでなく、自分に出来る事を何か少し視点を変えて考えてみようと思わせてくれた、美味しいだけでなくパワーも頂けたエネルギッシュで、とても斬新な楽しい食事会でした!美味しさとパワーとそして笑顔を本当にありがとうございました!

「本を片手に。」綴られた言葉と、提供される料理がリンクする事に楽しみがありました。だって日常ではサスペンスを読みながらカツ丼だったりするから笑。

みねこさんから投げかけられた問いに、向き合い考える時間。あぁ。自分てどんな人間なんだろう。4○年生きているのに、考えてみてもよく分からない。大人として外面もあるので余計に分からなくなっているのかな。迷いながらページをめくる。そこへ綴られたアンサー。読みながら「そうそう!」と頷いた。何だろう、この感覚。スッキリ。共感なのかな。嬉しかったです。言葉にするのはなかなか難しく、でもそれが楽しくもある。

今回のイベント、はじめましての方々とご一緒させて頂きました。誰かも知らずに、、だからこそ素直にペンを走らせる事が出来たのかもしれない。時には「はじめまして」の集まりも良いのかな。

私たちは会食を通じてのコミュニケーションの機会がほとんどなくなってしまいました。他人と会話をして会食を楽しむのではなく、みなと同じメニューに沿ってそれぞれが自分と向き合うという今の時代に、相応しい、新しい会食の方法だと思いました。

食するという私たちの身近な行為を通じて、素晴らしい、アート体験をすることができました。感謝です。こんな美味しくて美しい料理、残してはいけないと思ってしまいますが、「私の料理は残してもいいんです。残したものがアートになるので。」と言っていただいて、“フードロス”を意識するあまりにある、食のストレスから解放されました。(笑)

国内、海外から取り寄せられた、新鮮でユニークな食材やスパイスを楽しめ、まるで、国内旅行、海外旅行を楽しんでいるような気持ちになれました。食することを通じて、記憶を辿る、懐かしさ・・・これは、まるで絵画を鑑賞しているような体験と同じような体験をさせていただきました。単なる、質の高いケイタリングや会食ではなく、“アート体験型食事会”だと言われている所以がよくわかりました。

モンスターの本、がある事で、感覚が、敏感になった、意識して、集中させられた。そこに色々な発見があり、それに自分が驚く。途中からは周りとかもうあんまりどうでも良くなって、目の前の、視覚や、味覚、感覚、感情の変化がただただ楽しかったです。

本当にびっくりしました。素晴らしかったです。食の価値観ほんと変わって、家帰ってキッチンをめちゃくちゃ掃除し、気に入らない食器は全て捨てました笑

(抜粋)

とにかく奇想天外。感動を超えるものでした。目には鮮やかで、食べてなお美味しさが口に広がり、顔もほころぶ。「食べるってこんなに楽しい」シンプルに思える。今回はquestionに答えながら、自分の内側とつながることでニュートラルになる時間ともなりました。

いつも思うのは、無機質なアクリル板が、嶺子さんの魔法でみるみるうちに宝箱みたいに鮮やかに彩られていくのを側で見届けるのが、ときめく時間になります。初めて会った方と驚きながら食すのもよし。大切な人と囲んで、同じ芸術空間を共有して、旅した気分を味わう感覚で楽しむのもよし。二度と同じが全くない。嶺子さんの現代美術の食の饗宴。

費用について

MONSTERを喰らう 人数や場所に合わせて、お見積もりいたします。

  • ドリンクからデザートまでのフルコース
  • 人数分のメニューブック
  • 食器などのトータルコーディネート
  • 食後アート 一点

出張費は、場所により別途お見積もりいたします。追加の食後アート制作も承ります(お見積もり)。

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